2023/08/13 15:33

皆さんこんにちは☆
本日の写真は、梅雨明け間近の7月18日の様子です。土の上には沢山の摘果されたりんごが落ちてました。
今回は『しんわの林檎』のりんごがどのように作られているのか、1年間の栽培スケジュールをざっくりとお伝え致します☆
●冬『枝の剪定』
秋に収穫を終え、枝だけになったりんごの木を、剪定します。剪定はとても大事な作業で、光と風通しが良くなるよう、枝が密集しないように見極めながら枝を落としていきます。病害虫防止にもなります。
●春『受粉』
春になり桜が散ったあと、りんごの木は新緑の間から白い花が咲き、木々全体が華やぎます。
ここからが蜂の手も借りたい忙しさです。天気を見ながら(雨が降るとせっかく付けた花粉が雨で流れてしまうため)花が咲いている約10日の間に一気に受粉作業を完了させなければなりません。
りんごは芽から5-6つまとまって花が咲きます。そのうちの一番先に咲く中心花にだけ花粉をつけて受粉させます。周りの花にも受粉して、沢山実になると、木からの栄養の奪い合いになり、一つ一つが立派なりんごに成長しないからです。その付近代表として一つだけりんごの実になってもらいます。
受粉作業は、毎年手作業で一つ一つ丁寧に行われます。
花粉は赤色の石粉を混ぜたものを使用します。花粉が付いた花だけほんのり赤色に染まり、受粉の目印になります。
●梅雨6-7月『摘果』
葉が生い茂り、葉の間から青い実がなってきます。ここで、密集している箇所の実を落として(摘果)いきます。
一個の実に栄養が充分行き渡るよう、葉50枚当たり実1個の割合になるよう見極めながら摘果します。
●8月〜
袋かけはせず、太陽を浴びて徐々に赤色の『サンふじ』に。